
■漫画の基本は「絵」からスタートします
漫画の原稿を描いているとき、一番重視していることは何でしょうか。
たとえば、絵が大切な要素だから、絵を描く技術を向上したいと考えたとき、
どのようなアプローチをしますか。
その内容によって、漫画に対する理解度の深さがわかります。
漫画は、絵・ストーリー・キャラクター・コマ割りなど、要素が多いので
☆何を中心にして身につければよいのか
☆絵は描けるけど、ストーリー力を上げるにはどうすればよいのか
など、いろいろと迷うことも出てきます。
この場合、絵を中心にして、他の要素を絵から派生させるという方法をとることもできます。
漫画作品としてまとめるには、この方法が有効ですが、それではストーリー漫画に必要な
ストーリー性はどのように装備したらよいでしょうか。
また、漫画のストーリーを充実させるためには、どうすればよいでしょうか。
このような点からも、漫画に対する理解度の深さがわかります。
漫画に対する理解度が深いほど、自分に合った漫画作品の傾向、漫画家としての方向性が 見えるようになります。 単に、絵がうまく描けるというだけでは、漫画作品に不可欠な要素が集まってきません。
■ストーリーと漫画の関係
ストーリー性のある漫画を長期にわたって描きたいというとき、絵が描けて、
ストーリーを作ることができても、その結果が充実した作品になる人とならない人がいます。
これは、単に技術的なものを身につけても、それが作品につながるとはいえないということです。
充実した作品になる場合は、絵とストーリーの結びつきがとても強いものになっています。
逆に、結びつきが弱い場合は、作品が全体的に弱くなり、印象も薄くなります。
実際に原稿を描いていくと、ストーリーの重要な部分が絵で表現されることに気づきます。 読者は、それを絵から感覚的に受け取ります。 この重要な部分をセリフなどで説明するわけにはいきません。
「ストーリーの重要な部分」を絵で表現できる力があれば、漫画家として必要な画力があるということになるでしょう。 これは、絵のうまさというよりも、やはり絵とストーリーの結びつきの強さです。 そのため、絵からストーリーを生み出すという方法が有効になるわけです。
■キャラクターの位置づけ
絵とストーリーの結びつきの強さを確実なものとするため、キャラクターはとても重要になります。
キャラクターデザインは、漫画家として個性を出しやすい要素ですから、
「うまい、ヘタ」というレベルを超えて、インパクトのあるものにします。
このインパクトは、描き手がキャラクターを深く理解していることによって出すことができます。
理解せずに衝撃的な絵を描いても、漫画作品にはなりません。
そのキャラクターを深く理解していれば、定型のデザインにとらわれず、自由に崩すことができます。 崩した絵が「その作品内では成り立っている、魅力を発散している」ということの意味の大きさを 実感できれば、漫画家として前に進み始めたことになります。
■本ゼミでは、このようなことを考えながら、漫画家になるために必要なことを身につけていきます。 漫画原稿を描きながら、実践的に身につけていくので、着実に理解が進み、使いこなせるようになります。
受講期間と受講料
受講期間:3ヶ月
受講料:23100円(税込)
本ゼミについての質問
Q 絵がうまく描けなくて困ってます。どうすればよいでしょうか。
A 漫画の絵は、美術の素描とは異なり「崩す」ところにポイントがあります。
そのため、キャラクターの理解を深めることが大切になります。
自分の感覚を保ちながら、線を思いきって崩すことでオリジナル性が
高まることもあります。
・やわらかな線が描けるようになること
・全体をとらえた上で崩せるようになること
などを目標に加えておくとよいでしょう。
Q 漫画原稿のアドバイスはもらえますか。
A このゼミで描き上げた作品は、絵・ストーリー・キャラクターなどの
観点を含めて総合的にアドバイスします。
作品やメール教材の課題は3ヵ月以降も、いつでも提出できます。
また、受講以前に仕上げた作品も、要望があればアドバイスします。
Q このゼミは、どんなきっかけで作ったんでしょうか。
A 絵の描ける人はストーリー作りを苦手としていて、
ストーリーを作れる人は絵の技術が足りない
というのが、よく見られる傾向です。
これは作品全体をバランスの観点からみると、解決できます。
オリジナル性の高い漫画は、漫画家のバランス感覚の上に
成り立っています。
StoryHouseのサイトに遊びに来てくれた漫画家志望の方たちには
ぜひ、デビューして活躍してほしいので、このゼミを企画しました。
Q このゼミを効果的に受講するには、どうすればよいでしょうか。
A このゼミは「メール教材」と「漫画原稿を描くこと」をメインにしています。
メール教材では、漫画を描く上で必要になる考え方、漫画家として基礎
を形成するために必要なことをまとめ、実際に身につけていきます。
課題が付いているので、自分の考えていることを書き出して、現時点の
状態を認識することもできます。
また、実際に漫画原稿を描いていると、様々な疑問点などが出てきます。
それを質問し、解消するためのアドバイスを受けることができます。
このアドバイスは、「一時的なテクニック」ではなく、漫画家として継続的に
活躍するための基礎を確立するという観点から、本質的な内容に基づいた
ものになります。
この内容を把握しておくと、迷わずに進むことができます。
「漫画原稿を描くこと」が、このゼミの軸の1つになっているということ
をどのように感じるでしょうか?
「課題の提出が大変」という受け止め方をしてしまうと逆効果になります。
漫画を描くことで、個人の力量やそのときの状態が反映しますから、
「個人レベルで、そのときに必要なアドバイスを受ける」ためのきっかけ
になると考えれば、効果的に取り組むことができます。
メールの課題は全員に共通していますが、漫画原稿を描くことによって
「受講生個人の力量や個性に基づいたアドバイスが受けられる」
ということです。
この意味を理解できれば、ゼミの内容が
☆漫画家になること
☆漫画家として長く描き続けること
に直結していることに気づくでしょう。
自由度の高いゼミなので、質問や課題提出は随時できます。
また、締切の類もありません。
○絵とストーリーの関係について深く理解し、
○質の高い作品を描けるようになりたい
という意識をもっていると、このゼミをさらに効果的に活用する
ことができます。