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インプットからアウトプットの時代に



■いま、小説やマンガをかいている方は、すでに情報編集と発信を しているのですが、意外と意識していないようです。

情報編集と関係の深いメディアは「映画」ですね。 これはフィルムの編集をするので、わかりやすいようです。

本の場合は、作家と編集者がいるので、作家サイドからみると、原稿を 渡せばおしまい、という感覚が強くなります。 でも、情報編集は英会話よりも重要なんですよ。 これは人間の認知能力とも関係があります。

たとえば、すごくわかりやすくて有益な授業に出て、その内容に感動した とします。 最初は、鮮烈に教室の雰囲気や先生の口調を覚えているんですが、1週間、 2週間とたつうちに、だんだんイメージがぼやけてきます。 4週間くらいたつと、あんなに感動した内容も、記憶の底に沈んだように なってしまいます。

でも、相変わらず鮮烈に覚えていることもあるんです。
何だかわかるでしょうか?

それは………その教室で自分が話した意見や質問です。
せっかく、新しいことを学びにいったのに、覚えているのは 自分の話したことだけ。 人間の認知機能はそういうふうにできています。 でも、がっかりしないでください。

他の例でいうと……
インターネットが出てきて、情報量が爆発的に増えました。 それまでは、本棚や机の引き出しに入れっぱなしになっていた情報が ネットにのせられ、誰でも見ることができるようになりました。

よく考えてみると、人間の方は無意識に情報が入ってくるのを シャットアウトしていますよね。 自分の得意な分野だけ詳しくなって、他のことには注意を払わなく なったりします。 別に、それが悪いというのではありません。

いまのように情報過多になると、そういうやり方で「防衛」する しかないでしょう。 多くの情報に触れすぎると、焦点が定まらなくなり、結局は何も できなくなります。

すると、答えは1つでしょう。 得意な分野の知識を深め、同時にできるだけアウトプットする。 こうすることで、新しい知識が記憶に定着し、それを使えるようになる。 この傾向は、最近さらに強まっています。 たとえば、メルマガの発行ブーム。 そして、ブログの普及。 HPという「固定型」のものではなく、こういうコミュニケーションを サポートするタイプのものが増えています。

インプットだけが重視された時代は終わり、アウトプットが欠かせない 時代になったわけです。

あなたは、このアウトプットの時代に、何を発信しますか?
それは同時に、記憶に残す情報を選択することでもあります。
それが小説やマンガの場合、どのくらいオリジナル性を重視していますか?
そして、オリジナル性にどこまで自信がありますか?



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