
こんにちは。
StoryHouseの能瀬敦雪です。
このサイトは2004年1月にオープンし、小説家や漫画家を目指している方たちに
向けて、メルマガを発行したり、メールを活用したゼミを実施してきました。
常に、有益な情報を発信することを心がけてきたため、熱心な読者・受講生に
恵まれて、とても気持ちよくサイトの運営をしています。
「サイトの訪問者とともに成長していくサイト」を目指しているので、 本当にありがたいですね。
ここで、少し能瀬の取り組んできたことについてお話します。
もともと編集の仕事をしていたので、人の話を聞くことを大事にしてきました。
当時取り組んでいた分野は科学技術系でしたが、おかげで、先端的な研究に
ついてインタビューをする機会も増えて、研究現場のもつ独特な緊張感に触れることが
できました。同時に、人間のもつクリエイティブな感性に興味をもつように
なったのも、その頃です。
この関心は、やがて認知科学への興味につながっていき、書籍などで学んだことを 実践するために、進学塾で中学生に国語を教えたりもしました。このときは、 塾内の模試でクラスの平均点が2つ上のクラスを上回るような結果が出ました。
それほど特別なことをしたわけではありません。
中学生には「国語は勉強しても点数が上がらない科目」として映っていて、
それなら英熟語や構文を暗記したほうが時間を有効に使える、という
雰囲気がありました。
日本語の読み書きは自然にできるので「何が不足しているのか?」がわからない状態に なっているわけです。基本的に、読書量も減っているので、文章を読むときの感性が 働いていないんですが、そのことにも気づいていないようでした。
そこで、取り入れてみたのが
「長文を読んで、自分の言葉で200字にまとめる」こと。
点数をとることを考えていると、穴埋めや選択問題に目がいくので、 長文を読むリズム感をつかんだり、自分で文章を書くことで、 いろいろなことを考えたり、気づいたりするというプロセスを 経験しないままなんですね。
この経験を重ねることで、全員の点数が上がり、クラスの平均点も確実に 上がったわけです。中学生にとっては、難しく見えた文章を 「自分の文章で表現できた」ことがおもしろかったようです。
最初は何を書いていいのかわからず、困っていた生徒も、毎時間やっているうちに 開き直って「書きたいことを書く」ようになりました。
そこに書かれた文章は、表現的には稚拙なところがあっても、考え方や内容が おもしろく「自分で考えた」躍動感のようなものがありました。
自分で考えることの楽しさと、考えたことを文章で表現できる自信が身についたので、 模試でも頭が働いて、答えが書けるようになったわけです。
StoryHouseの立ち上げにあたっては、編集者としての経験と進学塾で中学生を 教えた経験を基礎にして、さらにクリエイティブな感性の発達を中心テーマに 加えました。
社会的には、接点の薄いものをつなげたことで、これまで見えなかった
新しい可能性が生まれたと思っています。今後は、さらにゼミを充実させて、
・クリエイティブな感性の発達
・表現の可能性についての探究
について取り組んでいきます。
これを読んでいるあなたも、ぜひ、いっしょに成長していきましょう。